こんにちは。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
軽い気持ちで始めたランニング、今日は、ランニング時の着地について書いていきたいと思います。
目次
3種類の着地の仕方がある
ランニングで着地する際、皆さんはどのように足裏が地面についているでしょうか。
着地の仕方は、主に以下の3種類に分けられます。
- フォアフット
- ヒールストライク
- ミッドフット
これらについて、考察していきます。
フォアフット
フォアフットは、足裏のやや前方、つま先側から着地する方法です。
仕組みとしては、足裏前方で着地することによって、アキレス腱が伸長し、その反発によって前方への推進力を得るということのようです。足裏前方で着地することにより、着地のたびにブレーキがかかることなく、効率よく推進力を生みだすことができます。
フォアフットのメリット
筋肉ではなく腱の反発力を利用するため、効率が良く、疲労が少ないといわれています。
フォアフットのデメリット
メリットの裏返しになるのですが、アキレス腱、ふくらはぎの強さを前提とした走り方なので、この部分に負担がかかります。
特に日本人は、骨格の傾向的に、後ろ側の筋肉を優位に使うようにできていないような姿勢の方が多いので、この部分を酷使するとケガのリスクが上がる可能性もあるそうです。
ヒールストライク
ヒールストライクは、かかとから着地する走法です。
仕組みとしては、かかとの骨の丸さを利用して、骨が転がることにより、重力を前方への推進力を得ることができます。
ヒールストライクのメリット
日本人は骨格として骨盤が後傾気味となり、その結果かかと側から接地するフォームがやりやすいといわれています。
ヒールストライクのデメリット
重力の衝撃をかかとでモロに受けるため、膝への負担がかかります。また、一歩一歩ブレーキがかかる状態になることが多く、体力のロスにつながります。
ミッドフット
ミッドフットは、足裏全体で着地する方法です。
基本的な考え方は、フォアフットとヒールストライクのいいとこどりをしたい方法です。
ミッドフットのメリット
フォアフットのように骨格的に無理をすることなく、ヒールストライクの衝撃、負担を減らせることがメリットとなります。
ミッドフットのデメリット
フォアフットと同様、習得に時間がかかるといわれています。
実際にやってみた
実際に走りを内観してみると、着地の仕方は、基本かかと着地でした。
僕の場合はもともと骨盤が後傾して猫背だったので、それも大きく影響していると思います。
着地場所を色々変えて試してみたところ、ほかの部分の動きが不自然になり、やはり違う方法の習得には時間がかかりそうだな、と思いました。
実際には足裏だけではなく、骨盤や背骨、肩甲骨や頭の位置も関係するので、総合的に「どこに負担をかけるか、どう体重を分散させるか」「どのようにバランスをとるか」が重要だと感じました。
体をリラックスして走れる範囲で、どの部分に負担がかかっているか、どの部分がバランスが悪いかを観察しながら調整していきたいと思います。
目指せ骨盤の直立、ミッドフット着地!
今日の記録
2022/2/17
トレーニング開始5日目
累計距離20.37km
累計消費カロリー1,495kcal
それではまた。